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北海道大学農学部植物園・博物館
博物館本館 (撮影:2008-7)
北海道大学農学部植物園・博物館
博物館本館 (撮影:2008-7)
特徴等
博物館は、明治15年(1882)、当時牧羊場であった現在地に北海道開拓使によって札幌博物場として建設された建物である。その後、明治17年(1884)に開拓使のあとを引き継いだ北海道事業管理局から札幌博物場とその周辺を植物園敷地として札幌農学校が譲り受け、園地が整備されていった。博物館に必要な施設は現在もよく残されており、6棟の建築物が重要文化財に指定されている。
博物館本館は木造2階建で、正面中央に片流れで軒先を三角の破風形にした玄関ポーチを付け、外壁を下見板張とする瀟洒な建物である。正面と背面の妻は竪板張として束や方杖形を表し、ハーフティンバー風意匠とする。内部は1・2階とも1室で、自然史・開拓史資料などが展示・収蔵されている。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-10-8
       
       
       
       
番 号 名 称 年 代   構造等
003 北海道大学農学部植物園・博物館
博物館本館
明治15年
(1882)
木造2階建、北面下屋附属、鉄板葺、陳列棚を含む、建築面積269.18㎡
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